黒-kuro- 感想と漫画レビュー紹介

黒-kuro-

洋館に暮らす少女と影たち物語。

 

異形と暮らすということ。

作品情報

・タイトル:黒-kuro-

・作者  :ソウマトウ

・発売日  : 2003/2/24 ~

・掲載誌 :ヤングジャンプコミックスDIGITAL

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※1話無料で試し読みできます。

あらすじ

舞台

木漏れ日の揺れる洋館と周囲の村が舞台。

 

概要

街を見下ろす山際の高台にある洋館に暮らすココと飼い猫のクロ。

町の人達とも交流があり友達も訪れる表面上はほのぼのとした生活を送る人々。しかし世界は黒い化け物が徘徊し、記憶のないココは多くのことに気が付かない。

 

単行本の構成はフルカラーのメインストーリーが半分と過去のエピソードとおまけが半分ほど、それが3巻分なので非常にエピソードとしては短いものです。

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あらすじ

舞台

木漏れ日の揺れる洋館と周囲の村が舞台。

 

概要

街を見下ろす山際の高台にある洋館に暮らすココと飼い猫のクロ。

町の人達とも交流があり友達も訪れる表面上はほのぼのとした生活を送る人々。しかし世界は黒い化け物が徘徊し、記憶のないココは多くのことに気が付かない。

単行本の構成はフルカラーのメインストーリーが半分と過去のエピソードとおまけが半分ほど、それが3巻分なので非常にエピソードとしては短いものです。

見どころ

💡可愛らしい画面と登場人物、それと対比する歪で不気味なストーリーが見どころ!

まさしく一部の人の性癖に突き刺さる作品です。メルヘンチックで可愛らしい世界にあまりにもミスマッチな真っ黒い1つ目の怪物、複眼の小動物、人々の猜疑。

 

特別化け物が人を襲う描写があるというわけではないのですが、それがかえって不気味で、飼い猫の異常に気づかないふりを主人公にも背筋がぞわぞわします。

 

どこかで致命的な破綻があるのではないか、主人公は救われるのか。様々な不安が煽られます。

作者

作者は「ソウマトウ」

本作が初の商業作品になります

二人組で活動する漫画家です(原作&デザイン:のり/作画:ひっし)。もとは同人活動をされていた作者。本作の発行にあたってははその頃に出していた同人誌『事故物件』『闇現』などの構想が叩き台となっているものと思われます。

ホームページ・SNS

現在連載中の「シャドーハウス」のアニメ化が決定が発表されました。

作者のその他の作品紹介

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作者の同人作品についてはこちらのシャドーハウスの記事をご覧ください。

感想

 

なんとも心の落ち着かない読み心地です。ただ絵柄がかわいらしいこともあり、最後もきれいに終わらせてくれているので読後感はスッキリしています。

 

もっと読みたかったとも思いますが、これで終わっているからきれいで良かったとも思います。あえて余分なことを書かず、書かないことでより不気味な印象になっているのが巧みです。

 

ポップな絵柄、ゴシックの雰囲気、いびつな化け物、記憶のない少女。絶妙の設定です。

 

 

話の短さの割にいろいろなものが詰まっていて、そのくせ進行自体はスムーズなコスパの高い作品だと思います。

 

過去の作品・読み切り作品

  • ほのぼの系かな→ほのぼの怖い系…?→いやただの怖い話だ!という感想の変化がありました。
  • 可愛さと怖さ。絵で訴えてくる感じが絵本のよう。色々謎だけど、世界観が良いと思う…
  • 可愛らしい絵柄とは裏腹に不気味な雰囲気が漂っている作品。少女と猫の穏やかな日常が徐々に「狂気」に侵食されていく感じが堪らない
  • かわいらしい絵柄でありながら読み進めていくにつれ徐々に明らかになっていく不条理で不気味な世界観から生み出されるギャップが非常に面白いです
  • 何かがおかしい、から始まる物語。今の所は日常風景で終わっている。なお、脚が煽情的

読書メーター

ほのぼのしてるのに何かがおかしい。歪で薄ら寒い感じがたまりません

総評

4.5/5

大味にならずにこの雰囲気を描き出せる作品は貴重ではないでしょうか。

 

若干作り込みが足りない感じもするのですが、あまり完成されていないのが、重たくならず逆に絶妙の雰囲気を生み出しているのかもしれません。

 

なかなか他では得ることの出来ない感覚を得られるという意味で一読の価値アリです。

 

関連情報

現在メディアミックス等の情報はありません。

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