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異世界漫画ランキング
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各話の感想とポイント
登場人物
●アッシュ
前世の記憶を持つ転生者の少年
●マイカ
アッシュの幼馴染、村長の娘
●フォルケ
アッシュの村の生臭神官
「フシノカミ」1巻
文明に乏しい村に生まれた少年が前世の記憶にある近代文明を求めて奮闘する本作。徐々に発展する村と、今後主人公アッシュはどのように文明を獲得していくのか、また最終的にどこまでの結果を手に入れることができるのかが気になる作品です。キャラクターもそれぞれ親しみやすいのでそれぞれの動向にも注目していきたいですね。
【第1話】
参照:https://firecross.jp/ebook/series/326
前世のぼんやりした便利で先進的な生活を覚えていて生活水準の向上を目指す少年が主人公。絵的には拙いながらも好感が持てる感じの画面。
方向としては本好きの下剋上みたいな感じなのかな?
転生系だけど前世の記憶は使えないあくまでも設定だけという感じで、記憶になる生活水準を手に入れたいという主人公の行動原理にだけつかわれてるようです。
1話はアッシュのキャラや立ち位置などを見せるのがメインのお話ですね。
- フォルケに文字を習い一瞬で会得する
- 古代文明について書かれた本の存在を知り解読を目指す
【第2話】
参照:https://firecross.jp/ebook/series/326
フォルケ神父と打ち解けて古代文字の研究解読を始める。
はじめやる気なさそうで生臭っぽい感じの神父さんが仲間になってきた…単純だけどこういう展開って結構良いですよね。ワクワクすると言うか。いわゆるギャップ萌的な?
行商人のシーンでは簡単な詐欺に引っかかる村人の文化レベルとアッシュの知性が同時に描写されており作りがうまい。
- フォルケとともに解読をスタート
- 早速アッシュが表音文字ではなく表意文字ではないかという点を指摘
- 家でも本を読みたいアッシュだが、家事を手伝わされて不満
- 行商人の詐欺を指摘するエピソード
- ヒロイン・マイカ登場
【第3話】
参照:https://firecross.jp/ebook/series/326
ヒロインちゃんの勉強をお手伝いするお決まりパターンへ。やはり恋愛漫画でもお決まりの勉強会的な要素は異世界でも健在です。
なるほど、たしかに文字を覚えるという意味では表意文字より表音文字のほうが圧倒的に簡単ですね。
この話のマイカを送って帰るところのコマがなんかきれいで良かったです。雰囲気があるというかこういう描き方いいですよね。
主人公天然タラシかよ…にしてもさすがにやりすぎではってくらいの演出。
反対にマイカがアッシュに轢かれる理由はちゃんと書かれていて全体的に話の作りがしっかりしています。キャラクター的にも年相応のかわいらしさがあります。
- アッシュを気にしてマインが協会へ
- フォルケは先生役をアッシュに丸投げ
- マイカはかなりアッシュが気になるようす
- マイカを家まで送り届ける紳士アッシュ
・家や生活水準のわりにずいぶんいい服を着ている印象
【第4話】
参照:https://firecross.jp/ebook/series/326
マイカちょっと犬っぽい感じ出てます。ポニテを振りながらアッシュを追い回しててかわいい。
初登場の男の子に連れ出されマイカとは別行動に。この子たちとどの程度仲いいのかは不明ですがアッシュは特に気にしてないようで、マイカと扱いは同列という感じ。
野草を食べたり魚を捕ったりとサバイバルを一通りこなしてて、ちょっと唐突な展開な気もするけど一話だけやるのなら作品の幅が広がるという意味ではいいのかも。何ぜサバイバルものは基本的には外さないので。
強いて言えばせっかく持ってる図鑑をもっと活用してほしかったような。結局何の役にも立たず…
- 薬草図鑑を用いて山菜採りへ
- 衝撃を受けて気が付けば朝、遭難サバイバルへ
- 効用の広いアロエの採集に成功
- 3日目、葉っぱで上南部を作り飲用水を確保
・前世の記憶は基本的にはないはずだけどここでは紙鍋を思いついて飲水を確保
これは記事書いてるときに見つけた小説版5巻の表紙なんだけど、これマイカ??
めちゃめちゃ美人になっとるw
これは気になるけどここまでは遠そうだなぁ…コミカライズ自体が続くのか。
総合評価・レビュー
この段階では結構考えて作られているという印象を受けます。キャラクターも親しみやすく読みやすい。エピソード自体は比較的テンポよく進むものの、ストーリー全体の進みは結構遅そうなのでその辺のバランスは今後注目です。
ちょっと表紙がキャッチーじゃないのがもったいな気がするこの作品。
中身は絵も内容もしっかりしてていい感じです。1巻でもう少し進むかなと思ったものの、メインストーリーの文字解読からの文明復旧とは逸れたお話が結構あって、この調子だと文明無双は結構遠そう。
「フシノカミ」作品全体のレビュー
内容
【9話まで】2巻でもまだ結構序盤の展開というか、これから面白くなるぞ、という感じの準備的な部分かなと言う印象で、そういう意味では結構進みは遅いかも。ただ展開的にはイベントも色々あって読み飽きないようになっています。あとは古代文明が今後どう絡んでくるのかなというのと、タイトルの”フシノカミ”がなんなのか全く触れられてないのが気になるところです。
作画
比較的荒めの作画ではあると思います。それでも印象としては表紙を見て思ってたイメージより良かったと言うか、作品として違和感があるということはないです。背景とかを隅々までみると雑に感じる部分もあるのは確かですが、そこまで気にはなりません。個人的には好きなタイプの絵柄です。
「フシノカミ」他の巻の感想
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作者:大熊まい その他の作品

この記事は現在までに1万冊以上の漫画を読んだ管理人が独断と偏見で好き勝手書いています。
過去に読んだ漫画との相対評価としてしっかりとした紹介記事は別で書いていますのでそちらを参考にしていただければ。(執筆が全然追いついていないのでない場合も多いです)
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