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「フシノカミ」2巻各話の感想(ネタバレ注意)
登場人物
●アッシュ
前世の記憶を持つ転生者の少年
●マイカ
アッシュの幼馴染、村長の娘
●フォルケ
アッシュの村の生臭神官
「フシノカミ」2巻
文明に乏しい村に生まれた少年が前世の記憶にある近代文明を求めて奮闘する本作。徐々に発展する村と、今後主人公アッシュはどのように文明を獲得していくのか、また最終的にどこまでの結果を手に入れることができるのかが気になる作品です。キャラクターもそれぞれ親しみやすいのでそれぞれの動向にも注目していきたいですね。
【第5話】
参照:https://firecross.jp/ebook/series/326
マイカを慰めるフォルケ神父がイケメン。この人はどんどん更生していきます。
3日で葬儀はさすがに…何も食ってなかったとしてもまだ生きてると思いますが。そもそも早くやらないといけない理由もないのでこれはたぶん作者が葬儀中に帰ってくるというのを描きたかったんでしょうね単純に。
1巻最後に出てきたクマを思わせる影はバンさんでした。
猟師のバンさん、無口いい人キャラ。無口いい人キャラ強い。
今後もバンさんには活躍してほしいです…と言っても常時だと無口キャラは使いにくいのかな?
- アッシュが帰ってこないことが村で村で騒ぎになる
- アッシュ、3日間見つからず葬儀が開かれることに。
- アッシュ、狩人のバンさんに助けられ無事帰還
・葬儀早すぎではw
【第6話】
参照:https://firecross.jp/ebook/series/326
犯人がわかったものの特に何もなし。作中でも言ってますが、他の子供だったら普通に死んでるのでもうちょっと何かあっても‥普通に殺人未遂。
アッシュのマイカ以外との親交度合いはよくわからしませんね。とりあえず犯人ジキルには一方的に嫌われている様子。
その後アッシュはバンさんに弟子入り、意外とガッツリ本筋にかかわってくるんですね、バンさん。
畑に解読に植物研究にマイカの勉強にバンさんのお供に…やること多すぎでしょ。
マウスで実験始めるけど罪悪感はないらしい。そのほうがいいよ。
そうして完成したアロエの美容液で母が釣れてここでやっと文明復刻の第一歩でしょうか。これは大バズりの予感。
意外と古代文字の方はあんまり関係ないんですかね?そっちがメインかと思ってたのですが違うんですかね。
- ジキルがアッシュを突き落とした犯人であることが判明。
- 山菜などにも私通するバンさんの弟子になることに
- アッシュ、ネズミでアロエ軟膏の動物実験を始める
- 続いて自分の体で人体実験を開始
【第7話】
参照:https://firecross.jp/ebook/series/326
そういえば普段どんな食事をしてるのかというような描写があんまり出てきませんね。
文明を進めるというのが主題だったらもうちょっと現状がどれだけ悲惨かというようなことを書いてくれたほうが良いような。
行商人にアロエ軟膏を売るようですが、あの詐欺商人は信用に足るのだろうか?
唐突な発明がもたらす酸いも甘いも冷静に理解しているユイカさんめっちゃ賢いです、色んな意味で。
そこら辺は裏設定があるみたいだけどちょっと気になりますね…村長はどうやって有力者の娘をものにしたのか。
アッシュが富を得ることなど軟膏販売の弊害について多角的に検討するアッシュとユイカに「アッシュ君をいじめないで!」って割って入るマイカちゃん。こういうのも説明書かずにこの年齢の本来の反応はこんな感じですって説明になってて、狙ってるのかはわからないけどこういうところがこの作品は巧みなように思います。そしてマイカ母娘のバトルが面白いw
というか父(村長)ももうちょっと出してあげてよ
「必要なのは現状での最上級ではない、今ここにない最低限なのだ」
なるほど。
- アロエ軟膏の性能と評判は上々
- アロエ軟膏を売って家畜の購入を検討
- 村長家にお呼ばれするアッシュ
- 母娘喧嘩勃発
【第8話】
参照:https://firecross.jp/ebook/series/326
フォルケはマイカの気持ちに気づいていてわざとやってる説ある?逆にアッシュは天然タラシ朴念仁というなかなか厄介なキャラのようですね。
軟膏生産のおかげで雇用も生まれ始めるけど、現時点で村の人口や規模とかもわからないからどの程度の経済影響があるのかは不明です。
話に絡んできそうなターニャは殺人未遂犯ジキルの姉で、これは何かありそう?問題か融和かどちらにいくのでしょうか。
養蜂を始めるようでいよいよ芋づる式に発展していきそうなワクワク感のある流れに。
- 軟膏が売れて利益が出始めるもお金の使いみちに苦慮するアッシュ。
- 生産拡大のため村人を雇って産業化することに
- 次の一手は養蜂
【第9話】
参照:https://firecross.jp/ebook/series/326
養蜂の本が読みたいあまり発作を起こすアッシュに周りは完全に引いてます。こういうシーンも楽しいです。
文明の復刻というのは一つの本に込められた思いと歴史をたどるロマンでもあるわけですね。
マイカと姉ちゃんを取られて怒り狂うジキル。年相応の反応だけどやることがちょっと過激すぎでは、すでに前科持ちなのに。
比較的派手なことはしていないもののユイカはしっかりアッシュをチーターとして認識しているうえチーターへの理解も深いですね。
- 養蜂の本があるというターニャの家に向かうことに
- 養蜂の本に古代文字が
- ターニャが養蜂を担当することに
- アッシュを妬むジキル
- ジキル襲来
- アッシュを守る決意をするマイカ
これは記事書いてるときに見つけた小説版5巻の表紙なんだけど、これマイカ??めちゃめちゃ美人になっとるw
これは気になるけどここまでは遠そうだなぁ…コミカライズ事態が続くのか。
総合評価・レビュー
魅せる描き方もうまく、これからの話が楽しみになるような書き方もよくできているように思います。現状取り立てて悪いところもなく、熱い部分やコミカルな部分など描写の幅もあって続きが楽しみです。
無事窮地を切り抜けていよいよ主人公の本願であるところの村の発展の足がかりができ始める巻。色々動き始めて読者的にもこれからの発展を想像しながら楽しめる、このジャンルの一番美味しいところ。逆に言うと次巻でどう転ぶかというのがひとつの分水嶺になるかもしれません。ヒロイン・マイカのお母さんユイカは今後もキーパーソンとして重要な役割を果たしそう。これはできれば3巻まで一気で読みたかった…
「フシノカミ」作品全体のレビュー
内容
【9話まで】2巻でもまだ結構序盤の展開というか、これから面白くなるぞ、という感じの準備的な部分かなと言う印象で、そういう意味では結構進みは遅いかも。ただ展開的にはイベントも色々あって読み飽きないようになっています。あとは古代文明が今後どう絡んでくるのかなというのと、タイトルの”フシノカミ”がなんなのか全く触れられてないのが気になるところです。
作画
比較的荒めの作画ではあると思います。それでも印象としては表紙を見て思ってたイメージより良かったと言うか、作品として違和感があるということはないです。背景とかを隅々までみると雑に感じる部分もあるのは確かですが、そこまで気にはなりません。
「フシノカミ」他の巻の感想
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作者:大熊まい その他の作品

この記事は現在までに1万冊以上の漫画を読んだ管理人が独断と偏見で好き勝手書いています。
過去に読んだ漫画との相対評価としてしっかりとした紹介記事は別で書いていますのでそちらを参考にしていただければ。(執筆が全然追いついていないのでない場合も多いです)
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