はめつのおうこくの基本情報
最新刊までの既刊一覧
はめつのおうこく主要キャラクター紹介

アドニス
クロエを殺した人類への復讐を誓う少年。強力な魔法の力を持つ。

クロエ
アドニスに魔法を教えた師匠。

ドロカ
魔女の国からある陰謀のためアドニスを助けに来た魔女。本作の真の主人公(詳しくは世界観の項目へ)
はめつのおうこくのあらすじと概要
舞台
舞台は魔法が科学に追い越され、魔女たちが迫害される世界。
概要
人間を助けるため、神から力を与えられた存在である魔女と、科学の成長により魔女を排斥しようとする人間たち。その時代の激流の中、王に最愛の師匠である魔女のクロエを目の前で虐殺された人間の少年アドニス。偶然により10年の幽閉から解き放たれたアドニスは復習の牙をむく。科学対魔法の復讐ストーリー。
『はめつのおうこく』の作者はyoruhashi
はめつのおうこくの作者yoruhashiの経歴と他の作品
本作が初の単行本作品になります
持ち込み時代からCLIP STUDIOを用いたデジタル作画がメインの作者。2014年1月31日よりcomicoアプリ内にて本作の前身に当たる「剣の王国」の連載を開始したのが事実上のデビュー作となります。以後主にWEB連載などで活動中の作家さんです。
本作「はめつのおうこく」に関しては、2019年よりマッグガーデンにて連載中ですが、過去にはすでに休刊となっている「月刊ヒーローズ」などにも持ち込みをされた経緯があります。
作者yoruhashiの過去の作品
単行本
- 剣の王国(WEB連載・最終回発表済み)
- はめつのおうこく
作者yoruhashiのホームページ・SNS
はめつのおうこく
各話の感想とあらすじ(ネタバレ注意)
※この項目はネタバレを含みます。
苦手な方は飛ばしてください。
各話の感想を書いていますので、そうしてもネタバレを含む内容となっていますので苦手な方はご注意ください。
ネタバレが問題ない方は下の画像リンクから各巻の感想・レビューのページへ
はめつのおうこく1巻の感想記事(ネタバレ注意)
『はめつのおうこく』の最新話と無料試し読みサイトは?
ネタバレ注意 はめつのおうこくの展開と剣の王国との関係は?
ネタバレを含みます
(それでも知りたい方、最新刊まで読んでいる方へ)
はめつのおうこくの世界観と展開のポイント(ネタバレ含む)
ドロカとドロテーア 剣の王国について※ネタバレ※
『はめつのおうこく』の前日譚にあたるのがこのほど最終回を迎えた『剣の王国』
この一連の作品には、パラレルワールドや並行世界と同様の概念である「多重奏宇宙」と、パラレルワールドの同一人物の首を取って、別の世界の死した胴に繋げて死者が復活する「受肉首」というキーになる2つのファクターがあります。
作品内に於いては、世界は「恋人を諦めきれないヒロインが、別の世界で恋人を殺してその首を奪い、自分の世界の恋人を復活させようとする」という魔の連鎖の中にあり、魔女ドロテーアは『剣の王国』では必死に世界を生きた純粋なヒロインでした。
本作中ではその純粋なヒロインがドロカにあたります。
恋人を失い狂気に落ちた別世界の自分が全てを奪いに来るという救いのない連鎖の中で、ドロカとアドニスがどう立ち向かうのか、また、打ち勝つことが出来るのか、というのが本作の最大の見所となっています。
ただしこの設定は前作を読んでいる人にしかわからないため、本作のみの読者にはただ残酷な話という印象が先行するのではないでしょうか。
クロエは復活する?
現在クロエが復活するというエピソードは有りません。詳しくは3巻の内容になるので、気になる方は3巻の感想とレビューのページへ
※ネタバレ※ドロカの死亡と失明
結論から言うと、ドロカは死亡していません。前述の通りドロカは世界観において非常に重要な登場人物なので、クライマックスまで死ぬことはないと思われます。
ただし戦闘によって目抉られて失明してしまうので、今後の展開は気になるところ。こちらは6巻の内容となりますので、気になる方は6巻の感想とレビューのページへ
はめつのおうこくの注目エピソード(ネタバレ注意)
【第1話】
引用:yoruhashi/マッグガーデン
魔女狩りが横行する世界、アドニスは師匠クロエと平穏に暮らせる場所を求め旅を続ける!ファンタジーっぽいいい感じの導入です。中世?でもスマホ!?
人間の兵に見つかりクロエが応戦!強い!アドニスを守ろうとする優しい師匠だ!
しかし倒した人間兵の持っていた科学装置で応急前へ強制転移させられる二人!すぐに応戦を試みるも科学技術で魔法は無効化されてしまう!どうやら科学VS魔法の話のようです!
クロエはなすすべなく、アドニスを助けることを懇願し、惨殺される!なんという胸糞展開!いきなりこれ!?しかも描写が長い!
挙げ句クロエは首を切られ生首を晒される!何という1話!これを導入に復讐の物語が始まるということか!たしかに動機という意味では完璧だ!
この一話だけでこの作品のイメージはほとんどわかるといっても過言ではないのではないでしょうか?
はめつのおうこくのアニメ化について
はめつのおうこくのアニメ化
はめつのおうこくのアニメ化について
残念ながら本作は執筆時点にてアニメ化はされておらず、またアニメ制作発表などもありません。グロ描写が多いという意味でも少しハードルは高めになるかも知れません。
アニメ化決定!
2023年10月からアニメーション制作・横浜アニメーションラボにてアニメ放送が決定!
難しいだろうとか書いていた身としては一体あの冒頭や虐殺シーンをどう表現するんだ!?まさかR15!?などといろんな意味でソワソワしてしまうアニメ化発表です!
副題 デスペランダムタリオ
絶望型復讐譚と銘打たれている通り、デスペランダムタリオはラテン語のdēspērandum talio(絶望の同害刑)というような意味ではないかと思われます。
同害刑とはハンムラビ法典で有名な復讐法、被害者が受けたと同種の害を加害者に加え、または同種の方法で加害者を害することで応報とすること。
はめつのおうこく最終回について
はめつのおうこくの最終回は?
『はめつのおうこく』と『剣の王国』の最終回について
一時期最終回の噂が流れましたが、執筆時点において最終話の予定は発表されていません。おそらく、6巻連載中に最終回を迎えた剣の王国との情報が混ざったものと思われます。
『剣の王国』から予想する『はめつのおうこく』最終回
ネタバレになりますが、上記の「ドロカとドロテーア 剣の王国について」の項目で触れている通り、このお話は「剣の王国」から続くいわば二番目の転生世界となっています。
このことから、本作「はめつのおうこく」の終局図は
1,輪廻に決着がつき本当の意味での最終回を迎える
2、最終回を迎えた後、次回作へ続く
このどちらかになることが予想できるかと思います。
原作について
ここまで記事を読まれてきた方はお気づきのことかと思いますが、本作は作者yoruhashi先生がかねてより構想として持っていた剣の王国から続く世界観の中の物語であり、なろう原作ではありません。
ネットの評価 はめつのおうこくは面白い?
面白い! 支持意見(ネタバレ含む)
前作の大ファンです。この作品も色々な伏線が張られているのかな⁉︎と思いドキドキしながら読み進めました。物語はまだ始まったばかり、という感じですが、次号が待ち遠しいです。
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久々に見つけた良作。復讐劇って怒りや憎しみがパワーじゃないですか、最初にあんな残酷で惨いシーンから始まって読者に怒りや憎しみを共感させる。最高ですね。 続きが気になって仕方ありません。 続きも過去も気になる。絵柄も見やすくて綺麗ですし、キャラが魅力的です。 色んなとこで売り切れてたけどやっと買えました。紙媒体で持っておきたいと思わせるってすごいですよね。
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ファイアパンチやチェーンソーマン系の、先の読めない怒涛の展開です。 好きな人はめちゃくちゃ好きだと思います。 毎話、続きが気になって終わりますし、ページを捲る手が止まりませんでした! 魔法vs科学という世界観も面白いですし、負け続けるだけじゃなくて一気に攻め落とす爽快感もあって、すごく良いと思います。
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面白くない! 不支持意見(ネタバレ含む)
出てきたそばからわりとバシバシ死んでいくのでやや死が安っぽく見えてしまうというか。 なんというか、このキャラすごく強いらしいというものを匂わせる演出があるものの、 それがあっさり死ぬので、モブキャラに毛が生えた程度にしか感じられないとか。
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いきなり魔女全員皆殺しというのは唐突すぎる。人類はこの話に似た皆殺しを何度も繰り返してきているけれど、これでは物語の設定のための虐殺だ。先に物語があってその辻褄合わせのために設定を作っているように感じて1巻の最後まで違和感が拭えなかった。
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この作者さんはグロと残虐な行為を描きたいだけの方なので、暴力・女性が虐げられる描写が苦手な方は買わない方がいいです。 そういう作風が好きな人には合っていると思います。とことん描くので。
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はめつのおうこく最新巻までの感想(ネタバレ含む)
後で調べたところどうやら前作の別の作品の続編的なものらしいのですが、読んでいないのであくまでこの漫画だけでの感想です。(詳しくは世界観の項目を読んでいただければ)
タイトル変えて続編てパターン結構あるけど買う前に調べないし続編からだと内容よくわからないし…うーん…
前述のとおりですが、こちらの作品(完結済み)です。
内容としては散らかりすぎという言葉に集約されるかと思います。
師匠が惨殺されるなど気を引く描写は多いのですが、感情移入できないと言うか、作品へ入っていけない感がすごいです。(このあたりが前作を読んでいないからなのかも?)
ただ絵はすごくいいので読むというか見るのがいい?
総合レビュー はめつのおうこくのおすすめ度
正直残酷描写が苦手な人は読まないほうが良いかも…。
内容
とにかくストーリーが地に足がついてなくて、人死が多いことも有り、よくあるただ人が殺されているだけのスプラッタものとかそんな感じの読後感で好感度は低めの内容です。
行き過ぎた科学が人間を愚かにし、滅びを招くという風刺とも取れますが、なにせ大味すぎて殺しとけばいいという感じにしか見えず、3巻くらいになるともはや何がしたいのか意味不明…。
ただ5巻では一周回ってちょっと落ち着くと言うか、なにせ絵が良いので、冒頭でやめた人もここまで読むなら逆にアリ…?読むのであれば5巻までか2巻までかという感じで、読んでみて2巻で無理めな人はやめておいたほうがいいかもしれません。
作品自体が悪いというより、上記のネットの意見でもわかるように支持している人は多くが前作からの流入で、かなり人を選ぶ作品だと思います。
楽しみ方としては、前作を読んだ上で全ての設定を理解して読むのはアリ。対してこの作品単体で読むというのはあまりお勧めできません。という感じではないでしょうか。逆に前作から読んでいれば非常に複雑かつ壮絶な設定ですので、すでに読んで「面白くない」と感じた方は一度上記世界観の項目をご確認ください。
管理人は本作のみの読者であり、サイト方針としても単体の作品として評価しているためナシよりの感想となっています。
作画
しっかりとした作画で、躍動感もあります。魔法、武器、科学や機械など様々な要素を書き出す必要のある設定ですが、効果を含め非常に高水準の作画を維持していると思います。
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