リビルドワールド 2巻の感想・漫画レビュー(ネタバレ注意)

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正式タイトル

リビルドワールド

作者(漫画・原作)

綾村 切人 (漫画), ナフセ (原作)

出版社

KADOKAWA

発売日

2巻 2020/6/26

 

漫画「リビルドワールド」
2巻のあらすじと概要

リビルドワールド2巻の登場人物

アキラ

都市郊外のスラムの少年。アルファと出会い、これ以上踏むにじられない生活を送るためハンターとして成果を出して成り上がっていく。

アルファ

旧世界の遺物が映し出す美女型電子幽霊。とある遺跡の攻略のためアキラをサポートして力をつけさせる契約を結ぶ。

シェリル

アキラを後ろ盾に実質アキラの参加である徒党のボスとして実務を行う少女。し幼さゆえの失敗もあるものの思考能力が高くアキラを崇拝している。何かに付けてアキラに抱きつく。

リビルドワールド2巻の収録エピソード(あらすじ)

2巻の収録エピソードは5話から9話。

 

※1話のページ数が多いため4話収録。2巻以降は5話収録になります。

漫画「リビルドワールド」
2巻各話の感想(ネタバレ注意)

リビルドワールド5話
あらすじと感想(ネタバレ注意)

綾村 切人/KADOKAWA

アルファによる本格的な訓練を開始
基礎を終え、アルファの拡張現実が作ったモンスターとの戦闘訓練も行う

 

ここでの拡張現実はあくまでアキラが特殊能力持ちだから見えているもので、基本的に他のハンターにはつかえないものの、例外があることもすでに説明されてパワーバランスの取り方もうまいですねぇ

 

 

実地訓練のため遺跡へ来ると、スラムの子供が遺物を売ったことが話題になって多くのハンターが
そこへ戦闘を阻害する霧が発生

 

5話は主に訓練、動きのパートなので画面メインでエピソード的な進行はあまりありません。このあたりのバランスの取り方もうまく、ダラダラと文字が多く読み疲れるようなことにならないように計算されていることが伺えます

リビルドワールド6話
あらすじと感想(ネタバレ注意)

綾村 切人/KADOKAWA

霧の中、探索に来ていた女性二人組ハンターの主要キャラ、エレナとサラが追い剥ぎハンターにとらわれる話

サラは身体的な理由から身体能力拡張者となっており、まではそれを戦闘などに使っている

 

ここは突然5話で出てきたエレナたちの過去から入るのでやや急な流れですが、二人は今後も付き合いの続くキャラであり、アルファがアキラを下手な人助けをしないよう誘導を試みているというストーリー上大きな設定があるので、初見ではなんとなく読んでしまうエピソードながら2周目だと重要性がわかるような話になっています

 

襲われる(性的な意味で)直前、アキラの狙撃で難を逃れた二人だが、サラは両足を打たれて動けない状態に

 

ここではハンターが強盗行為を行うのは日常のようです

リビルドワールド7話
あらすじと感想(ネタバレ注意)

綾村 切人/KADOKAWA

敵8人を狙撃で全滅させたアキラ
アキラは二人を助けるためというより、男たちを殺すため二人を助けたというのがアルファの推測

 

アキラは搾取されてきたバックボーンに対する反発が大きなキャラクターコンセプトになっているようです

 

 

そして負傷したナノマシン拡張者であるサラを助けるために接触を図ったエレナには接触せず、回復薬だけを渡して去るアキラ

 

狩りがある状態で会わずに去る…ここも早く次の展開が読みたくなるうまい引き方と言うか、明らかに素人作家さんではないように見えますが…

 

ナノマシン拡張者
ナノマシンを取り入れることで身体能力の強化や身体の不全を治療する手術を受けている人。
体外にナノマシンを保管するか、サラの場合は胸を保管庫にしているためナノマシンの保有量でバストサイズが増減する
ナンつ―設定だ

 

回収物を売りに来て未だにハンター証の誤表記アジラをいじられるアキラ

 

アキラは毎度強く訂正してるけど誰にもらった名前なんだろうか、そのあたりの裏エピソードも、まあ用意されてそうだけど(?)今のところは家族なし記憶なし仲間なしで過去はない設定っぽいけどバックボーンからの人格形成の話が多いのはやや違和感

 

 

ハンターオフィス本局へ行くよう案内されたアキラ、本局の規模にネットミームのような反応で固まる

アキラはハンターランク10になり、仮登録から本登録へ

 

ハンターというのは孤児なんかでも特に問題なく正式に窓口で対応してもらえるみたい。実力主義と言うか、弱肉強食の世界観が大きなコンセプトです

 

 

アルファのサポート無しで探索を行う訓練の帰り、スラムの徒党に襲われ射撃している所、敵方と行動をともにしていたシェリルと遭遇


ちなみにこのあたりはガッツリ頭が吹き飛ぶ描写があります

ただ漫画担当綾村先生の作画はスケベシーンでもエロくはならない、グロシーンでも不快にはならない絵というか、それが良いのか悪いのかはともかく、引っかからずに読み進められることには一役買ってます

 

 

 

※身体強化には ナノマシン拡張、強化服、生体改造、サイボーグ化、義体化などがある

リビルドワールド8話
あらすじと感想(ネタバレ注意)

綾村 切人/KADOKAWA

徒党に身を寄せていたらしいシェリルは、今回の戦闘でボスが死んだことでアキラに襲われることを恐れた他の徒党から見放され孤立する

なぜかアキラを尾行してコンタクトを図ることに

 

この子は時々バカすごい度胸を発揮します

 

 

しかし実際目の前にするとアキラの睨みで大泣きしてしまう
しかもそういう作戦かと思ったらシンプルにやらかしたらしい

 

どういう子なの…いやまあ年相応ってことか、見た目10歳くらい?

 

 

シェリルの目的はアキラに徒党のボスになってもらうことだった
興味なさそうなアキラに苦渋の選択で色仕掛けをするも大スベリするが、まさかのアルファの提案でシェリルを助けることに

 

アルファはシェリルに情が移ると助けるためにアキラの命が危険にさらされる可能性から普通なら阻止しそうだけど、その真意やいかに?

 

 

結果、アキラは後ろ盾として協力はするものの、ボスはシェリルがやれということに

 

ところでシェリルのいう徒党というのはアキラを襲った徒党のことなんだろうか?そのボスを単に前ボスのお気に入りで居ただけのシェリルがやることになるって、ちょっと意味不明な流れというか、無理めな気がするけど…??

リビルドワールド9話
あらすじと感想(ネタバレ注意)

綾村 切人/KADOKAWA

アルファの提案でシェリルにプレゼントを買うことになるが案の定アキラの不得意分野

 

鉄板の朴念仁エピソードだけど、ところでアルファはなんでこんなに協力的なんだなろうか

シェリルもなにやら企みの有りそうな意味深な表情をよく見せるが二人は今後協力(?)していけるのか…

 

 

拠点に戻ったシェリル
すでに物資も持ち出されもぬけの殻となった拠点のボスの椅子に座り、様子を見に戻ってきた徒党の構成員とアキラをダシに駆け引きで反発分子を撃退し志願者を仲間に引き入れることに成功

 

やり手ですわ、シェリルは聡明度胸キャラですね
ただ何者かがよくわからない、徒党に来る前は孤児だったんだろうか?なんだか過去のよくわからないキャラが多いような

 

 

現在のシェリル
アキラを後ろ盾に徒党の再結成を図るための準備中直近では夜に集合をかけているメンバーとアキラを合わせることができるかが勝負。昨夜アキラはシェリルに秘密で敵を始末するが、背後には更に大きい敵が前ボス志望で事実上空白となったシェリルの縄張りを狙っている様子

 

アルファはちょっと別枠な気がするので、シェリルが事実上のヒロイン枠のようです

漫画「リビルドワールド」
2巻各話の評価レビュー この漫画のおすすめ度は?

3.6/5
画力 96%
ストーリー 76%
テンポ 80%
オリジナリティ 83%
設定・構成力 76%

書評

評価的には1巻とほぼ変わらず、1巻のクオリティを維持しているという感じです。評価という面では、話が進んで広がるに連れてやや説明不足な点と、かなり構成に配慮した進行が散見するようになってきたと言った感じです。ただ説明不足というのはコミカライズにおける読むを得ない省略はどうしてもあるので、テンポとの兼ね合いでテンポの方を優先していると言ったところでしょうか。

感想

1巻はキャラクターとしてはアルファとアキラのメインの主人公二人だけだったものが、主要キャラが登場し始めたのが大きい変化です。この時点では女性ハンター二人組は今後の関わり方としては未知数ながら次回の邂逅を期待させる流れができていて、読者としてはそこでアキラがもてはやされる展開を早く見たくて読み進めてしまいます。さらにヒロイン枠シェリルは、ここから徒党を大きくしていくという意味でアキラとしては間接的に育成の要素が加わるファクターで、こちらも今後の展開が楽しみなポイント。そういった意味で総括としては2巻は導入エピソード2といった感じでしょうか。

注意

当ページでは1話ごとの感想を掲載しています。まだ読んでいない人にはネタバレになる可能性があるのでご注意ください。また、展開の列挙やセリフの一覧などいわゆるネタバレが知りたい人向けの内容ではありませんのでそちらもご了承願います。

この記事は現在までに1万冊以上の漫画を読んだ管理人が、独断と偏見で好き勝手書いています。1巻ごとのレビューと、一話ごとの感想の備忘録です。
作品自体のレビューは作品ページにて。

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