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「ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する」2巻のポイント
転生が7回目。同じ世界で別の人生を7度ループしているヒロインが主人公。しかしどの人生も20歳でその生涯を閉じることになるが果たしてその真相は…?7回目の今回は過去6度の死因に関係すると思われる皇帝の花嫁に…以前の6回の人生で得た知識や経験を活かしながら、様々な問題に立ち向かい主人公が念願のぐうたら生活を手に入れるの事が出来るのか。恋愛にトラブル解決にコメディに、様々な要素が楽しめる作品となっています。
一番の見どころはは身分を気にせずことに当たるリーシェの行動です!
作品情報
作者
木乃ひのき
雨川透子
八美☆わん
出版社
オーバーラップ
発売日
2021/06/25

異世界漫画ランキング
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「ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する」2巻各話の感想(ネタバレ注意)
登場人物
●リーシェ
ループ七度目のヒロイン
●アルノルト
リーシェの婚約者、皇太子
【第6話】
引用:https://comic-gardo.com/episode/3269754496561191598
多分父親殺したのは、父親が悪いヤツだったからってパターンなんじゃなかろうかと。
戦争回避に奔走するんじゃゴロゴロできないのでは…
そして弟は変態か…?
ついにこの紋所が、のエピソードに。やっぱりこれはテッパンですよね。個人的には今の所この侍女のエピソードが一番好きです。
石鹸のおいで気づくディアナ地味に凄いけど何かあるんですかね?
皇妃に嫌味言ったりしたら侍女をクビになる…では済まないけどなぁ普通は文字通り首だけになるでしょうね。
うーん、主人公の感じだとあえてディアナ選ぶまであるかと思ったけど普通の展開だった?
- 戦争回避の方法を模索
- アルノルトの秘密の一端が
- 皇妃付きの侍女を決めることに
【第7話】
引用:https://comic-gardo.com/episode/3269754496561191598
ディアナ…ソッコー改心するw
やっぱりディアナ雇うのね。でも改心させないで雇ったほうが物語的には面白くなった気も。おそらくこの作品の場合そこまでディアナは重要キャラじゃない…というか、そこまでこの話に時間をかけるつもりがないのかな?小出しにするくらいの要素。
今度は商会長を説き伏せるのに奔走。
商会長はだぶくせものっぽいです。
- ディアナは補佐官に
- 商会長と会うことに
- 取引を断られる
【第8話】
引用:https://comic-gardo.com/episode/3269754496561191598
商会長さすがにちょっと無茶苦茶すぎる…こういうやり取りするなら最初に王妃として合わないほうがよかったのでは?さすがにこんな態度で王妃に接したら切り捨てられてるよ…ましてや仮にも悪逆皇帝の婚約者なのでは…
ディアナたちのときもですが、作者の不敬罪に対する解釈はだいぶぬるめのようです。
このときはまだアルノルトの黒い噂はでてないのかな?
なんとなく甘い雰囲気になっていることには気づかず夜食の提案を始めるリーシェヤバい…これ物語がこの人目線だから気づきにくいけど、相当やばい人ですよね。どちらかと言うとアルノルトが被害者と言うか、苦労人。
- 商会の泊まる宿へ向かうリーシェ
- 外出をアルノルトに見咎められる
・前世で一緒にいたんだから会長の嗜好くらいわかりそうだけど…
【第9話】
引用:https://comic-gardo.com/episode/3269754496561191598
料理はできないだと…優先順位がおかしい主人公。根本的に変人てことなんですね。一つのことに集中するタイプと言うか。
アルノルトさすがに賢い…というかこれはもはや保護者目線?
ここからは商会攻略がメインルートかな?と思ったら弟君も出てくるようです
ほんと忙しいですねこの人は
今の所弟君は全く読めないですね。まだどっちにも転がれるけど最終的に懐く線が可能性高そうかな?
- リーシェが料理することに
- 商会の件は黙認される
- 第二王子登場
【第10話】
引用:https://comic-gardo.com/episode/3269754496561191598
第二王子を探るため今度は探偵の真似事を始める主人公。なんでもやりすぎでは
皇太子妃の座手放す権限を皇太子妃はそもそも持ってない気はしますが。
弟くんがデマ流してた説もありそうだけど、作者が可能性としてあげないってことはないのかな?現時点ではまだ何か企みがあるのかマジで言ってるのかも不明ですが、若干前者の可能性が高そう?
恋愛系の話って絶対当事者間で話しないで脇役にあることないこと言われて振り回されるのがテンプレですよね。二人で普通に話すれば終わりじゃね?みたいなの多いけど、もちろんそれじゃお話にならないからなんだろうけども他の作り方って何かないのかなとか。
というよりこれは恋愛マンガなのかよくわかりませんが。
というかこれ、この人15歳なんですよね…
- バレてない侍女にまじり第二王子のことを聞き込み
- 第二王子に呼び出される
- アルノルトとリーシェ、互いの真意が僅かに交わる
【第11話】
引用:https://comic-gardo.com/episode/3269754496561191598
そこはさ、一緒にいた記憶があるんだから未来に会長がやる商売提示すれば勝ちゲーなのでは…これこそチート発動するべきところなのですが謎に思い悩むリーシェ。
本当にいろいろやりすぎなんだけど、こんだけやってここまでまだある程度まとまってるのはある意味すごいです。
漫画家さんがうまいのかどっちかわかりませんが普通だったら散らかり過ぎでひどいことになっててもおかしくなさそう。なにせ7回なんで。
あれあれ?商売のやり方を提示する話だったのが商品の権利を作って渡す話になってる?なんかちがくね。
しかもこれ条件飲めばノーリスクで権利もらえて飲まなければ利益0なんだから商人ていうなら拒否する理由がないきがしますが、これだと単に難癖つけてるだけというか、そこまで執拗に追求する必要性のある場面でもないような。
このあたりはストーリー優先て感じですかね。
- 今度はアルノルトのことを調べるリーシェ
- マニキュアを発明
- 商談本番へ
【第12話】
引用:https://comic-gardo.com/episode/3269754496561191598
というかこの会長はなんでこんな偉そうなんだ…読者と作者はリーシェのキャラを知ってるから別にって感じだけど、普通に打首案件では。
まあ難癖をつけてるというか、本人的には試してるという感じなんだろうけど、リーシェに泣きどころである妹の話を持ち出され、調子こいて玉砕。
最後は妹を盾に取るつもりはないけど、貧民街の人にも大切な人がいるというようなお説教で会長を言いくるめて勝ち確。本編ではあくまでお願いと言ってるけど実質脅しからのお説教でコテンパンですねこれは。
- リーシェの提案に難癖が止まらない会長
- 会長の病気の妹の話を持ち出す
- 前世で会長の妹と薬について知っていたリーシェは治療を提案
- 会長は傲慢を恥じて跪く
- 部屋に戻ったリーシェは意識を失い攫われる
【第13話】
引用:https://comic-gardo.com/episode/3269754496561191598
王族が自室でさらわれるってどんな警備体制なの…。
テオドールの手引だったみたいだけど、どうも兄に執着しているというか、歪んだ異愛情が…要するにヤンデレ系ですねこの弟は。
正直ここもすでにエルゼとカミルから話を聞いてたなら他にももっと安全なやり方はいくらでもありそうだけど、ここもなにか前世の記憶で解決みたいな流れがあるんでしょうか。
- リーシェを攫ったのはテオドール
- 貧民街の住民とエルゼとカミルが協力していた
- 実は計画に気づいていたリーシェ部下の二人は懐柔済みだった
- ピッキングで監禁部屋を抜け出して見張りたちを倒していく
総合評価・レビュー
1巻と変わらずテンポの良い展開が続きますが、やや無理めな展開が増えてきている印象。やはりどうしても設定やファクターを多くしてしまうとバランスのとり方が難しくなってしまいますね。あとは明らかにゴロゴロする気はなさそうなのでこの設定も蛇足だったかなと。せめてのんびりしたいのに…みたいなことでも言ってくれるといいのですが、こう自分からほいほい首を突っ込むのでは設定不備のように見えてしまいます。このあたりは話の広がりへの期待感ととるか、破綻の危うさと取るかは現段階では微妙なところではあります。現状やや作為的な表現が目立ってきている印象。ただコミカライズという意味では非常に良くできている作品です。
商会長のやり方があまりにも大味だったところに弟くんがわかりやすい茶々を入れてきたのが重なったのが良くなかったのかな?読後感として、ハデさはあるものの1巻と比べてなんだこれって印象が勝ってきてる気がします。
というか、ちょっと演出優先すぎて客観的に見てしまうと「なんだコレ」って感じになってしまうので、あんまり深く考えずに勢いで読んでしまうのが良さそう。変に考えなければ展開力があって面白いです。
次巻も展開に期待したいところ。
「ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する」 作品全体のレビュー
内容
【11話まで】全体通して楽しく読め、続きも気になる作品。漫画としても良くできていて単純に面白い反面、ややストーリー性に欠ける部分が気になります。アルノルトの真意やごろごろしたいなど、メインストーリーがどれなのかよくわからず、主軸がないことで話が今後迷走していかないかやや心配です。
作画
漫画家の木乃ひのきさんはこれまで代表作のようなものはなく、発行作品も少ないのですが非常によく作っておられるなという印象です。作画において気になるところとしては、動きのあるシーンはやや苦手かなという感じもしますが、そもそもそういうシーンも少なく立ち絵メインなのでそこまで気にはならないです。
この作品の他の巻の感想
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この記事は現在までに1万冊以上の漫画を読んだ管理人が独断と偏見で好き勝手書いています。
過去に読んだ漫画との相対評価としてしっかりとした紹介記事は別で書いていますのでそちらを参考にしていただければ。(執筆が全然追いついていないのでない場合も多いです)
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