処刑少女の生きる道 1巻の感想・漫画レビュー（ネタバレ注意）

注意

当ページでは1話ごとの感想を掲載しています。まだ読んでいない人にはネタバレになる可能性があるのでご注意ください。また、展開の列挙やセリフの一覧などいわゆるネタバレが知りたい人向けの内容ではありませんのでそちらもご了承願います。

『処刑少女の生きる道』
作品情報

書籍情報

作者 佐藤真登（原作）/三ツ谷亮（作画） 提供開始日 2021/08/10 連載誌/レーベル ヤングガンガン 出版社 スクウェア・エニックス

処刑少女の生きる道 1巻
各話の感想（ネタバレ注意）

登場人物

●メノウ

　転生してきた日本人たちを処刑するシスター

●モモ

　メノウの補佐官の少女

●アーシュナ

　王女・姫騎士

●アカリ

　処刑対象のJK

●オーウェル

　大司教の老婆

処刑少女の生きる道 1巻のあらすじと感想

処刑少女の生きる道 1巻【第1話】

異世界召喚されるも無能だと捨てられて、橋の下ですすり泣いていたところを美少女神官のメノウに声をかけられる少年

この世界にはすでに多くの異世界人は来てるらしく、現代知識がすでに広がっているという珍しい設定！

ついてない系の主人公のようだけどどういう展開になるのか！？

連れてこられた教会はほぼ廃屋！

どうやらかなり貧した生活を送っているらしいメノウ！

こんな状態で新しい人受け入れられるの！？

メノウのすすめで再度能力を試すことに！なにかの力が発動し、目の前の像が消える！

喜んでいル少年のこめかみにナイフをぶっ刺すメノウ！

ちょっと刃渡りからは考えられないくらい刺さっている！

できれば唐突にこの展開が来てほしかった！

せっかくこういう導入にするなら！

タイトル的に、じゃない感はあるけど、流石に仮主人公名前もないのは…！

処刑少女の生きる道 1巻【第2話】

というわけで、メノウが召喚者を処刑する話のようです！

タイトルのままなんだけどね！

召喚されるのは日本人なんだけど、「さすが異世界人、あれで即死しないなんて」って、我々日本人にそんな生命力はないぞ！？

ヒドイ偏見だ！

異世界人は災害を招くから教会は排除してるけど各国が秘密裏に召喚しているらしい！

つまり、異世界人殺すだけではなく結構戦闘系のお話なのかも！？

現れた王国の騎士を難なく殺すメノウ！

強い！

導力という力らしいけど要するに魔法みたいなことだ！

一般兵は相手にならなそうだからやっぱり異世界人との戦闘がメインになっていきそう！

補佐官モモ登場！

百合っぽい！いいぞ！

たぶんそのルートは広がらなさそうだけど！

と思ったら初っ端から盗撮しやがった！

難あり仕事はできる子モモ！にぎやかになりそう！

処刑少女の生きる道 1巻【第3話】

一緒に召喚されたもうひとりの異世界人JKを殺しに王宮へ！

すぐに殺せば良さそうだけど、連れ出そうとするメノウ！

どういう意図があるのだろう！？

と思ったら別に連れ出さずにとりあえず一回殺してみる！

失敗！

普通の攻撃では死ななそうだ！

そしてこの子もいい子そう！

つまりこれは胸糞系漫画なのか！？

苦手な人は注意！かも！

処刑少女の生きる道 1巻【第4話】

JKアカリの能力が時間系と判明、儀式で殺せるとのことで大司教のもとへ！

二人目にしてかなりの大事！

戦闘メインというわけでもないのか！？

ヒューマンドラマのほうかな？？

百合ガチ勢と見せかけてモモとメノウの間にはただならぬ関係がありそうだ！

メノウが抱えるリスクも匂わされている！

列車で移動しようとする二人のもとに怪しい影が！

また騎士かな！？

処刑少女の生きる道 1巻【第5話】

列車強盗現る！

メノウを見つけて服を脱ぐよう命令するテロリストの男！

何しに来たんだ！？

そういうのは目的果たしたあとでしょ！

そして普通にやられる…ただのマヌケか…

この世界の神官はどういう立場なんだろう、実質パラディンって感じなのかな？

メノウ強い！

モモと共に制圧を始めるが、異端審問中の王国の王女が…王女がなぜ電車の屋根に乗っている！？

姫騎士ということは強いんだろうな！？

強敵か！？

それよりすげぇ格好だ！

処刑少女の生きる道 1巻【第6話】

お話する…と見せかけて結局王女アーシュナと戦闘になるモモ！

敵のほうが強そう！

メノウ呼んだほうが良いんじゃ！？

どうやらアーシュナは変態のけがあるぞ！

モモは大丈夫なのか！？色んな意味で！

機関室のメノウ、捕まった賊が最後の手段で列車を道連れにする策を発動！爆発するのかと思ったら捕まってた賊たちが融合して甲冑型モンスター（？）に！

今度はなんだ！？

何と戦っているのかよくわからなくなってきた！

とりあえず多分ピンチ！

処刑少女の生きる道 1巻
総合評価・レビュー

この巻のレビューと感想

 2.8/5

画力85%

ストーリー61%

テンポ70%

オリジナリティ67%

設定・構成力52%

はじめ一人目がすぐに殺されたのでしばらく短編かと思いきや二人目は殺されずそのままメインストーリーになってしまい、世界観などもいまいち掴めずやや置いてけぼり感が。テンポは良いものの、展開が毎度唐突な印象。お話としては珍しいタイプの設定だと思います。

いまひとつ話についていけない感じがするのはコミカライズだから？所教会と国の力関係とかシスターがどの程度の権力があるのかとかもわからないまま話が進んでるからちょっと読みにくいかな。全体像が掴めない。今の所モモが一番好き。主要キャラ3人くらいしか出てきてないけど。

「処刑少女の生きる道」作品全体のレビュー

内容

【17話まで】全体的に粗さが目立つ気がします。説明不足なのか、要素の出し方が唐突で、説明しないで説明するという話の作り方をしようとしているのだとしたら、正直失敗していると思います。シスターの使う導力もどういう力かわからず読み手としては何でもアリ状態。そういう意味では全体的にもったいない印象を受けます。

タイトルからは処刑少女（主人公）の葛藤などが描かれることが想像されるのですが、実際には人格がなくなっている影響で殺しの抵抗はあまりない（？）設定で、悪い意味で期待が裏切られるというか、メインの話がどこなのかも掴みかねます。

作画

スッキリしていて狂いもなく安定した作画です。やや目の描き方に特徴があるのでもしかすると合わない人もいるかも？背景は省略多めの印象。

処刑少女の生きる道他の巻の感想

処刑少女の生きる道作品紹介ページへ

【アニメ化】
「処刑少女の生きる道」関連情報

処刑少女の生きる道アニメ化情報

２０２２年春クールよりアニメ放送がスタート！

制作はJ.C.STAFF・処刑少女製作委員会とのことです。詳しくは下記いづれかのリンクよりご確認ください。

処刑少女の生きる道公式HP

🗡アニメ『処刑少女の生きる道(バージンロード)』

✨キービジュアル公開✨

《処刑人》メノウと、《迷い人》アカリ。
ふたりが出会う ”時”、運命の歯車が狂い始める―。
　――これは、彼女が彼女を殺すための物語。

🔻公式ポータルサイトhttps://t.co/lRznu9ogVX #処刑少女 #shokei_anime pic.twitter.com/NETs3DEVTL
— アニメ『処刑少女の生きる道(バージンロード)』公式 (@VirginroadAnime) January 17, 2022